地元人に定番と呼ばれるそば茶屋。vol.1そばといえば信州? それとも北海道?いやいや、じつは鹿児島もそばの名産地。そして、めっぽうにぎわうそば屋がある。田舎風で敷居が高くない、いつ行っても味を裏切らない。そんなそば屋が「そば茶屋・吹上庵」。地元人が親しみを込めて呼ぶ「そば茶屋」だ。大きな水車、茅葺き屋根にお地蔵さん。昔話に出てきそうな山間の峠で1軒目をスタートさせたそば茶屋は、40年経ったいま十五店舗に。(吹上、平川、姶良、鹿児島市内……)吹上庵のある街は、なぜか元気であたたかい。いまや地元の定番と呼ばれる、そのそば屋の暖簾の奥のそのまた奥に息づくものとはー。01Oct2019そば特集ローカル鹿児島を味わうグルメ店
地元人に定番と呼ばれるそば茶屋。 vol.3舞台をつくる人々。味をつくる人がそば茶屋の看板役者だとすれば、その舞台裏にはたくさんの裏方役を担う人たちがいる。今回、店の常連でもほとんど顔を知らないという庭師さんや花屋さんなどとお会いできた。01Oct2019そば特集ローカル鹿児島を味わうグルメ店
おおすみ漁師飯 Chapter09志布志市 味処 勝吉×志布志漁協この土地ならではのレア×レアを堪能する。大隅半島の一番東にたどりつくとそこは、歴史ある港町・志布志だ。「志布志湾で獲れるハモとしらすを一つの丼で食べられるように」と味処勝吉のご主人、丸山勝志さんが生み出した漁師飯が「しらす鱧タル丼」。25Sep2017特集
おおすみ漁師飯 Chapter08肝付町 きらく×高山漁協【流鏑馬丼(やぶさめ)】知られざる海の宝を、丼にしていくという贅沢。大隅半島の太平洋岸の漁師飯をたどる旅。次の港では何が出てくるのか、胸をワクワクさせている自分に気づく。ひとは欲張りなものだ。25Sep2017特集
おおすみ漁師飯 Chapter07東串良町 海鮮遊彩 まえだ家×東串良漁協【釜揚げしらすの銀あん丼】おかえりなさい、といわれているような心に染みる漁師飯に出会う。さっき、内之浦で豪快な丼を食べたばかりだというのに、またまたペロリといけてしまう恐ろしさ。「釜揚げしらすの銀あん丼」はそんな罪深い幸せを感じさせる漁師飯だった。25Sep2017特集
おおすみ漁師飯 Chapter06肝付町 ふくのや×内之浦漁協【ドラゴン丼(ボウル)】とれたときにしか作らない。その心意気も〝うま味〟だと知った。澄みきった空を、雲がゆっくりと流れてゆく。とんびがくるりと回った。その光景を見るだけで、胸の中が旅情でいっぱいになる。そんな漁村で、飲食店ふくのやの店主・橋元剛史さんが提供しているのが、地どれの太刀魚を使った漁師飯。名前がいい。太刀魚(ドラゴン)丼(ボウル)。「天然物で勝負したい」と橋元さんが考えだした漁師飯だ。21Sep2017特集
おおすみ漁師飯 Chapter05南大隅町 和食の吉祥×ねじめ漁協【まるごとかんぱちカレー】かわいらしさの裏側には、飽くなき探究心とある「発明」があった。「変わったことをするのが好きなものだから」と、〝変わった〟漁師飯を作ったのが、和食の吉祥・店主、後藤悦朗さん。ねじめ漁協のブランド魚「ねじめ黄金カンパチ」を使ったカレーだ。魚の形をしたコロッケが、カレーの海を泳ぐビジュアルはちょっと奇想天外だ。21Sep2017特集
おおすみ漁師飯 Chapter04錦江町 ○我利多×おおすみ岬漁協【ヒラコロカレー】見た目以上の面白い味わいに、食べてみて気づいた。これまでの漁師飯のイメージを一新する親しみやすさ、食べやすさ。それが、○我利多(マルガリータ)の店主・中村俊明さんの作る「ヒラコロカレー」だ。21Sep2017特集
おおすみ漁師飯 Chapter03鹿屋市 みなと食堂×鹿屋市漁協【かのやカンパチ漬け丼】王道ともいえる漁師飯は、すべてにこころが尽くされていた。 ブリ・カンパチ海道を南下すると、垂水市の海潟漁港に次ぐカンパチ養殖のメッカ、鹿屋市の古江港にたどり着く。その港の目の前にある「みなと食堂」の料理長が作る漁師飯が「かのやカンパチ漬け丼」。丼を目の前にすると、まさに漁師飯の王道ともいえる風格だ。15May2017特集