志布志市 味処 勝吉×志布志漁協
この土地ならではのレア×レアを堪能する。
大隅半島の一番東にたどりつくとそこは、
歴史ある港町・志布志だ。
「志布志湾で獲れるハモとしらすを一つの丼で食べられるように」と
味処勝吉のご主人、丸山勝志さんが生み出した漁師飯が
「しらす鱧タル丼」。
気さくな奥様が
「鮮度が落ちやすいハモは、フライにするの。
タルタルソースが合うのよ」と
教えてくれる。
もともと志布志湾は全国でも有数の天然ハモの産地。
ここ2〜3年、ハモの獲れる量は減っているが、
しらすは大漁が続いているらしい。
その丼はハモと釜揚げしらすという
高級でレアな食材を
日常感覚で食べてしまう面白さ。
ぱくぱくと食べる時間はあっという間だったのだが、
食べた後の余韻は長かった。
黒潮にはいろいろなものが乗ってやってくる。
志布志はそれを受け入れてきた開放的な土地柄だ。
「ここまで来るんだったら泊まりにすれば」
「意外と遊ぶところもあるのよ」と
ご夫婦にのせられる。
こんな店の常連さんがうらやましい、
ふとそう思った。
志布志市 味処勝吉×志布志漁協
志布志市志布志町志布志3丁目3133−210
☎099-472-5637
※漁師飯については直接お問い合わせください。
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