おおすみ漁師飯 Chapter08

肝付町 きらく×高山漁協

【流鏑馬丼(やぶさめ)】


知られざる海の宝を、丼にしていくという贅沢。



大隅半島の太平洋岸の漁師飯をたどる旅。

次の港では何が出てくるのか、

胸をワクワクさせている自分に気づく。

ひとは欲張りなものだ。

「その日捕れた天然物の魚で、漁師飯を作りたい」

「流鏑馬(やぶさめ)丼」を

提供しているのが居酒屋・きらくの店主、日髙俊行さん。

地元、高山の漁業は定置網が中心。

タチウオ、カマス、ミズイカ、ハモ、イシダイと天然物の宝庫らしい。

この日はニベという魚が使ってあった。

「おいしいのにスーパーなどでは出回らない魚です。港ではたくさんとれるんですよ」。

そのフライを食べてみると、本当に絶品だった。

噛む力がいらないほど、ふっくらとした白身が口のなかでほどけていく。

日髙さんと漁師飯でタッグを組む、

高山漁協の木原徳彦さんも地元の魚を熱く語る。

「網に入るのに知られていないおいしい魚はいろいろあります。

いちばん思い浮かぶのは、〝カゴカキダイ〟。

見た目は黄色と黒の縞模様の熱帯魚なんですけれど、

おいしい白身魚で、塩焼きにしたら最高なんです」。


この海でとれるものすべてが愛おしい、

そんな気持ちが伝わって、じんときた。


肝付町 きらく×高山漁協

肝付町新富387-1

☎0994-65-2835

※漁師飯については直接お問い合わせください。

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