おおすみ漁師飯 Chapter06

肝付町 ふくのや×内之浦漁協
【ドラゴン丼(ボウル)】


とれたときにしか作らない。
その心意気も〝うま味〟だと知った。



澄みきった空を、雲がゆっくりと流れてゆく。

とんびがくるりと回った。

その光景を見るだけで、

胸の中が旅情でいっぱいになる。



そんな漁村で、

飲食店ふくのやの店主・橋元剛史さんが提供しているのが、

地どれの太刀魚を使った漁師飯。名前がいい。

太刀魚(ドラゴン)丼(ボウル)

天然物で勝負したい」と

橋元さんが考えだした漁師飯だ。




その日にとれた太刀魚にこだわり、

冷凍物は使わない。

「とれない日は出しませんね。

やっぱり、内之浦のよさは天然物と鮮度だから」と

橋元さん。

その潔さが気持ちいい。



ダイナミックに丼からはみ出すそのフライを、

ひと口いただいて驚いた。

サクッとした衣の歯ごたえのあと、

ふわりとした食感。

そして、とろんととろける。




上品なうま味でクセがない。

あの刀の抜き身みたいに白銀に輝く魚体に、

こんな味わいが隠れていたとは。




ちょっとしたカルチャーショックだった。

「ソースカツ丼のイメージで作りました」と橋元さんは笑うが、

はるかに食べやすく、おいしいと感動した。


肝付町 ふくのや×内之浦漁協

肝付町南方280

☎0994-67-2704

※漁師飯については直接お問い合わせください。

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