南州農場直営の炭火焼肉店が鹿屋に9/16オープン!

黒豚・黒毛和牛の本物だけに

あふれる甘さとコク!


鹿屋市に本物が味わえる店オープン!

 網の上でカルビの脂がジュウジュウと騒ぎ出し、ロースを裏返すと煙が上がった。どうしてこんなにワクワクするんだろう、焼肉は。

 ロースを口に運べば、ふんわりやわらかいだけじゃなく、上品な甘さとコクがにじみ出てくる。タレは必要ないと思えるほどの絶品! こんなおいしさが味わえる焼肉店が9月、鹿屋市内にオープンする。


産直だから叶う極上の味わいとメニューの豊富さ。

 もちろんおいしさのワケは、店名が示す通り、南州農場直営店だから。メインの肉は、温暖な気候のもと雄大な自然が広がる大隅半島の4つの農場から届く。しかも、高い品質を誇る南州黒牛と南州黒豚。産直の新鮮さから、一般の焼肉店では珍しい黒豚のハラミやサガリなどのメニューも企画中だ。「約40年前の設立以来、支え続けてもらっている地元の方々に感謝を込めて、本物のおいしさをリーズナブルに提供したい」という南州農場の熱き思いが詰まった店なのだ。




牛が心地よく過ごせるよう衛生面、気温などに留意。

 本物のおいしさが育くまれる現場を見ようと、農場のひとつ、南州黒牛を飼育する田代農場へ向かった。肝属郡錦江町の山の中腹にあり、壮大な敷地に4棟の牛舎が並ぶ。

 牛舎に入ってまず驚いたのは涼しさ。強烈な陽射しの真夏日にもかかわらず、牛舎内は陰って爽やかな風が吹き抜けていく。清潔感もあふれ、中央通路は明るくはき清められ、牛たちの足元に敷きつめられているオガクズもこまめに取り替えられていた。田代農場の肥育課課長 大中原さんは言う。「うちならではの脂の甘さとコクを出すには、ストレスを感じさせずに牛を育てることが大事。夏の暑さや寝床のアンモニア臭などを防ぎ、ゆったりと食べて寝られるように気を配ります」。飼料も粗飼料中心の独自の配合で与える。

 牛の世話をするのは、大中原さんを含め3人。朝7時から全頭を見回るのが日課だ。

「あえて機械化せず、牛たちと接する機会を増やすのが南州農場流。一頭一頭とできるだけ多く向き合い、目の力、毛並みを含めた体の状態をしっかり観察して手をかけます」。こうした愛情に支えられ、こだわりのおいしさは育まれる。


一貫経営による安心・安全な製品は通販でも

 安心、安全へのこだわりも南州農場が誇りとするところ。生産に加え、処理、加工、販売まで一貫経営することで、責任をもっておいしさを食卓へ届ける。特に処理工場は、FSSC22000を取得し、徹底的な衛生管理に取り組んでいる。また加工も、ドイツ食肉マイスターを迎えるなどして、熟練の職人たちが昔ながらの製法で丁寧に仕上げる。納得のおいしさで安全な加工製品がそろう、ウェブの直販もぜひ試してみたい。


焼肉 南州農場

鹿屋市田崎町464-5

☎︎0994-41-8198

17:30~22:00(OS21:30)

水曜休み/46席/カード利用不可/喫煙有/P有

予算目安 : 3,000円〜

※ 鹿屋工業高校近く。鹿屋市役所から車で約5分。




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